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不動産担保ローンとは?詳しい仕組みやメリットとデメリット、利用方法を解説

公開日:2023/09/01
更新日:2023/11/01
不動産担保ローンとは?詳しい仕組みやメリットとデメリット、利用方法を解説

不動産担保ローンとは、所有する不動産を担保としてお借入れする方法です。

無担保ローンに比べて、低金利で高額のご融資を受けられる可能性が高く、事業用資金を用意する手段として検討する方も多いようです。

お申込み前に、どれくらいの金利でどれほどの金額を借りられるのか、土地や建物を担保にするとどれほどのメリットを得られるのかなど、仕組みを正しく理解しておきましょう。

本記事では、不動産担保ローンの仕組み、メリットとデメリットをわかりやすく解説します。

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不動産担保ローンとは

不動産担保は、所有する土地や建物などの不動産を担保にして、ご融資を受ける有担保ローンです。キャッシングやカードローンなどの無担保ローンに比べると金利が低く、また返済期間を長めに設定できるため、長期にわたってまとまった資金を準備するのに役立ちます。

ご返済できなかった場合には担保とした土地や建物を売却され、不動産を失うリスクもあるため注意が必要です。しかし、利用目的を問われずにまとまった資金を準備できる不動産担保ローンであれば、さまざまな状況で頼れるでしょう。

不動産担保ローンのメリット

不動産担保ローンには、土地や建物を担保とするからこそのメリットがあります。そこで、不動産担保ローンを利用するメリットを紹介します。

契約利率(金利)が低い

不動産という担保が存在する不動産担保ローンは、一般的な無担保ローンに比べると低金利でのお借入れが可能です。

日本貸金業協会のデータによると、2023年5月時点の消費者向けの貸付金利は無担保ローンが約15%、有担保ローンが約4%で、不動産担保ローンを含む有担保ローンのほうが10%ほど低金利であることがわかります。

金利が低い不動産担保ローンを利用すれば、毎月の返済金額や総返済額を抑えられます。ただし、貸付金利は金融機関によって異なるため、事前に確認してから申込先を検討しましょう。

融資額が大きい

不動産担保ローンは融資額の大きさもメリットのひとつです。

不動産担保ローンの融資額は、契約者の返済能力のほか、不動産の担保価値(市場評価額)によって変わります。

不動産の担保価値は大きく、融資額の上限を1億円以上とするところもあります。実際、AGビジネスサポート「不動産担保ビジネスローン」では最大5億円のご融資に対応しています。

一般的な無担保のビジネスローンは1,000万円ほどを融資額の上限としており、不動産担保ローンとは融資額の規模が異なり、事業用資金などでまとまった資金を調達するときにも便利です。

長期にわたってお借入れできる

不動産担保ローンは返済期間を長く設定できる傾向があり、AGビジネスサポートのように最長30年のローンを提供する商品もあります。

ローンのお借入れは、返済期間を長期にするほど月々の返済金額を抑えられ、計画的な利用が可能です。ただし、返済期間が長くなりすぎると、利息の総支払額が大きくなるため注意しましょう。ローンのお申込前に、無理のない返済計画を考えることも重要です。

不動産担保ローンのデメリット

大きな資金を低金利で準備できる不動産担保ローンですが、ご契約にあたって、いくつか注意しておきたい点があります。

審査に通る必要がある

一般的なローンと同様に、ご融資を受ける前には必ず審査に通る必要があり、返済能力や不動産の担保価値などが主な審査基準となります。

貸金業法が適用される貸付の場合には、過剰な貸付を防ぐ「総量規制」の対象となり、お借入れできるのは年収の3分の1までとなります。

総量規制の対象には一般的なカードローンなどがあり、一部除外されるものには、自動車ローン、住宅ローン、個人事業主や法人を対象とするビジネスローンなどがあります。

そのほかにも、条件により総量規制にかかわらず借入れが可能なケースもあるため、申込先を検討している方は事前にサービスの対象者や条件を確認しましょう。

融資を受けるまでに時間がかかる

不動産担保ローンは、申込者の審査に加え、担保となる不動産の審査が必要です。

不動産の担保価値を評価する時間がかかる分、キャッシングやカードローンなど無担保ローンに比べるとお借入れまでに時間がかかります。お申込みからご融資までに1週間以上かかることも珍しくありません。

しかし、AGビジネスサポートでは、ご融資まで最短3日で対応します。できるだけスムーズに資金を調達したい方は、ご融資までにかかる時間を考慮して商品を選びましょう。

不動産を失うリスクをともなう

借入先は、ご融資する前に、担保とした不動産に抵当権をかけます。

抵当権とは、不動産の売却代金から貸付金と利息を回収する権利です。そのため、契約者が返済不能になれば、借入先によって不動産が売却されます。

諸費用が発生する

借入先が不動産を担保とする手続きには、事務手数料、不動産鑑定費用、印紙代、登記費用などの諸費用がかかります。こうした諸費用が負担になる場合があります。

融資額が大きくなると、数十万円単位の諸費用が発生する場合もあるでしょう。反対に融資額が少なければ諸費用の負担は大きくなり、カードローンなど無担保ローンでのお借入れより、総支払額が増えるケースも考えられます。

諸費用は借入先によって異なります。こうした諸費用がどれくらいかかるか、借入先候補の情報を事前に調べておきましょう。

AGビジネスサポートの「不動産担保カードローン」では、印紙代、登記費用を除く諸費用が一切かかりません。コストを抑えて効率よくローンを利用したい方におすすめです。

不動産担保ローンを利用する流れ

不動産担保ローンを利用する流れ

不動産担保ローンは、取扱う金融機関や消費者金融などのホームページから仮審査のお申込みが可能です。AGビジネスサポート「不動産担保カードローン」の手順を参考に、ご利用までの流れをみていきましょう。

  1. お問合せ(調査):不動産の評価額調査により、融資額の目安を確認する
  2. お申込み:ホームページからお申込みして、審査に必要な書類を把握する
  3. 審査:必要書類を提出すると審査が始まり、数日のうちに審査結果が通知される
  4. ご契約・ご融資:調整された契約日に抵当権設定契約・金銭消費貸借契約を交わす

ご契約手続きが完了すると、ご融資が受けられるようになります。

お申込みに必要な書類

不動産担保ローンのお申込みには複数の書類が必要になります。ここでは、AGビジネスサポートの「不動産担保カードローン」と「不動産担保ビジネスローン」のケースを参考に、必要書類を確認します。

法人
  • 代表者の本人確認書類
  • 決算書
  • 固定資産評価証明書(名寄台帳)
  • 各種納税証明書
  • 担保物件に先順位のお借入れがある場合は返済予定表、
  • 現在の残高がわかる書類
  • その他必要に応じた書類
個人事業主
  • 本人確認書類
  • 確定申告書
  • 固定資産評価証明書(名寄台帳)
  • 各種納税証明書
  • 担保物件に先順位のお借入れがある場合は返済予定表
  • 現在の残高がわかる書類
  • 当社所定の事業内容確認書
  • その他必要に応じた書類

不動産担保ローンの審査で確認される項目

不動産担保ローンでは、ご融資の可否や融資額を決定するためには、以下の2点が主な審査項目となります。

  • 返済能力
  • 不動産の担保価値

申込者の返済能力は、あらゆるローン商品で審査における重要な基準です。

個人事業主や法人の場合は、事業内容や営業年数、他社からの借入状況などから、事業の安定性が審査されます。不動産担保ローンは長期にわたってご返済が続くと見込まれるため、申込者の年齢も審査基準のひとつとなる場合があります。

また、不動産担保ローンは、土地や建物などの不動産を担保にお金を借入れる有担保ローンのため、多くの場合、不動産の担保価値がそのまま融資額の上限になります。

不動産の担保価値が高いほどご融資を受けやすくなりますが、担保価値が低すぎると受けられない可能性があります。借入先ごとに不動産の評価方法、担保価値の判断が異なるため注意しましょう。

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無担保のカードローンなどに比べるとご融資までには時間が必要ですので、スケジュールに余裕を持ってお問合せください。

※1お申込みの状況によってはご希望に沿えない場合がございます。

※2共有者様の連帯保証および担保提供が、原則必要となります。

まとめ

土地や建物などの不動産を担保としてお借入れをする不動産担保ローンは、まとまった資金を用意するのに便利な有担保ローンです。無担保ローンに比べて低金利、かつ長期でのご返済が可能なので、毎月のご返済にかかる負担を抑えて計画的に利用できます。

ただし、返済不能になれば、担保とする不動産を手放さなければならないので、無理のない範囲での利用が大切です。

契約時の手数料やご融資までにかかる時間などは、借入先によって異なります。お申込み前にサービスの情報をよく比較・検討しましょう。

    • 監修者
      • 監修者
      • 新井 智美
    • プロフィール
    • コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績は2,500本を超える。
    • 資格情報
    • CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
    • https://marron-financial.com/
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