ビジネスローン返済方法は何がある?2つの方法で返済額をシミュレーション

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(写真=vectorfusionart/Shutterstock.com)

事業を展開する上で、資金繰りは大きな課題です。いざというときに資金がなければ、思い切った展開をすることもできません。そこで、ビジネスローンを借りる前に、どういった返済方法があるのかまで理解して、状況に応じて迅速に判断できるようにしましょう。

代表的な返済方法は2つ

返済方法は金融機関によって異なってきますが、今回は扱っている金融機関の多い「元利均等返済」と「元金一括返済」の2つの方式を紹介します。シミュレーションを交えながら、2つの違いを説明しましょう。

今回は300万円を実質年率15%として、ビジネスローンで借り入れたと仮定しましょう。(利息は30日計算とし、追加融資はなしを条件とします。また、返済シミュレーションは各社によって異なりますのでご注意下さい)

元利均等返済とは?

1つめにご紹介するのは「元利均等返済」です。これは、借りた元本の返済と利息の合計額が毎回同じ返済額となるように設定された方法です。借りた当初は、毎回の返済額のうち利息部分が多くなるように設計されていますが、返済が進むにつれて返済額の内訳では元本部分が多くなるようになります。住宅ローンにもこの返済方式があるので、ご存知の人も多いでしょう。

300万円を60回で返済していくと、月々の返済額は7万1,400円(×59回)、最終回のみ6万8,680円の総返済額428万1,280円になります。

元利均等返済のメリットは、毎回の返済額が同じであるため、返済計画が立てやすい点です。返済額を固定させたい場合には、元利均等返済が向いているといえます。一方で、当初の返済においては利息部分の割合が多くなるため、ある程度早めに返済したほうが利息軽減効果は大きいといえます。

もし半分の30回で返済した場合には、月々の返済額は12万600円(×29回)、最終回のみ11万8,256円の総返済額361万5,656円になります。この数字からも早期に返すことで、返済する利息額を押さえられることがわかります。

元金一括返済方式とは?

2つめにご紹介するのは「元本一括返済方式」です。その名のとおり、借りた元本を一括で返済するものです。たとえば、数カ月間資金が手元にあれば売掛金の入金で資金繰りは悪化しないといったケースでは、その期間だけお金を借りたいというニーズが発生します。この場合には何年もお金を借りる必要がないため、数カ月後にまとめて資金を返済したほうが合理的です。

この場合、元金を返済する最終返済日までは利息分だけを支払って行くことになります。ですので、300万円を12回で返済していくと、月々の返済額は3万8,219円(×11回)、最終回は元本と利息分で303万8,219円になります。総返済額は345万8,628万円になるのです。

この方法では、最終回に元金を返済するまで借入額は変わらないため、返済回数を変えても1回に支払うべき利息額は変わりません。6回で返済する場合は、5回は利息分の3万8,219円を、最終回は元本と利息分で303万8,219円を、総返済額は322万9,314円になります。

短期間のつなぎ融資で利用した場合には最適な返済方法といえますが、期間が限定されるためその間に返済できる見込みがあることが前提となります。

いずれの方法で返済するかは、その時の状況によって異なるでしょうが、注意したいのは、あくまでローンであるということです。返済が長引けば長引くほど、金利負担が重くのしかかるため、ビジネスローンは長期で借りるより短期間で返済し、利息負担を軽くすることが鉄則といえます。

効率よく利用すればメリットの方が大きい

ビジネスローンはうまく利用することで資金繰りの悪化を防いだり、新規事業などを展開したい場合の布石となる資金にしたりすることができます。また、返済期間を短くし、早めの返済を行うことで利息を軽くする効率的な利用を行えば、ビジネスローンのメリットを享受できることでしょう。ビジネスローンをよく理解しておくことは、今後のビジネスにおける飛躍の種となるかもしれません。

※当記事は2017年4月現在の情報に基づき制作しております。最新の情報は各関連ホームページなどをご参照下さい。

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赤字決算でもビジネスローンが借りられる?借入審査が通る理由とは

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(写真=McIek/Shutterstock.com)

ビジネスローンでは、過去の決算内容が重要な審査ポイントの一つです。では、赤字決算の場合はローンが借りられないのでしょうか? 実は必ずしもそうではなく、赤字決算でも審査に通る可能性もあります。

どのようなケースなら審査に通る可能性があるのかを説明していきます。

ビジネスローンの審査は償却前利益で判断されることが多い

ビジネスローンの多くは、企業の決算を分析して審査するという手法を用いています。返済能力については決算書の中の損益計算書の内容で判断され、その時に重視されるのが「償却前利益」です。

損益計算書は、会社の一定期間内における収益を表示することを目的に作成されます。一方で、会社経営においては先々の経営のために設備投資を行いますが、その投資金額をそのまま損益計算書に計上した場合、その期の損益が正確に把握できなくなります。そのため、長期間にわたる投資をした場合、それを「償却」という形で毎年一定割合に分割して、その期の経費として計上します。最終的に投資額に到達するまでそれを継続することで、投資金額を会社の損益に反映させるのです。

この損益計算書上の償却は、経費ではありますが、本当の意味でその期間の収支には関係ありません。そのため、金融機関が返済能力をみる場合には償却金額を損益計算書の利益に足した償却前利益で返済能力を判断することが多いのです。

ビジネスローンは赤字決算でも償却前利益があれば借りられる可能性がある

一般的に赤字決算の会社は、銀行などから融資を受けるのが難しくなります。それは、利益がないため返済する能力がないと判断される可能性があるからです。

ただし、同じ赤字決算でも償却前利益が黒字の場合には少し異なります。先程も説明した通り、償却は経費計上されていても、実際には資金は流出していません。そのため償却前利益がある場合には、その金額程度の返済能力はあると判断できる可能性があります。

これは金融機関によって判断基準が異なるため、必ず借りられるというわけにはいきませんが、償却前で赤字の企業と比べれば、可能性は高いのです。

赤字決算だと担保が必要になる場合もある

赤字決算でもビジネスローンを利用できることがありますが、それでも黒字企業と比べると審査は厳しくなります。一般的に事業資金の審査をする場合のポイントは3点あります。

1. 融資の相手先や使い道として適切かを判断する「資金使途」
2. 融資の返済ができるかどうかを判断する「返済能力」
3. 万が一の時に金融機関側の損失を減らすために必要な担保を取る「保全」

この3点のバランスを考えながら、融資判断をしています。

赤字決算でも償却前利益が黒字の場合には、返済能力においての評価が上がることもあります。しかし、決算内容が十分ではない時には、保全でバランスをとるために担保を要求されることもあります。担保の内容次第では、償却前利益の出ていない状況でも借り入れできる可能性はあります。

担保は不動産が一般的ですが、それ以外にも保証金や売掛債権などの金銭債権、在庫や車両などの動産が担保になることもあります。担保を要求された場合には、どんな担保があれば融資が可能になるのか、幅広く相談してみることも必要でしょう。

本当に赤字決算でも償却前利益があれば融資が受けられるのか

以上のように、赤字決算でも償却前利益があることや担保が用意できる場合には、ビジネスローンが借りられる可能性があります。ただし、その基準は各金融機関で異なります。どうしても資金調達が必要な場合には、いろいろな金融機関に相談してみましょう。

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ビジネスローンに「担保が必要ない」理由とは?

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(写真=designer491/Shutterstock.com)

長年事業を営んでいれば、資金が不足する事も出てきます。黒字倒産という言葉があるように、会計上は黒字でも資金繰りによっては資金が底をついてしまうこともあります。一時的な資金不足など融資が必要な場合に役に立つのが「ビジネスローン」です。

現在では担保不要のビジネスローンもあり、利用しやすい環境が整っています。今回は、そんなビジネスローンについて解説していきます。

ビジネスローンとは?

ビジネスローンとは、法人や個人事業主向けのローンで、事業資金であれば使途自由なローンです。

ビジネスローンは個人向けと同様、銀行、信販会社、金融業者などが提供しています。個人向けのカードローンは年収の3分の1までしか借りられない「総量規制」の対象ですが、ビジネスローンは総量規制の対象外となる場合があります。また、原則として「担保が不要」と言われることもあります。

ビジネスローンに担保は必要ない?

一般的に金融機関などから資金を借りるときには担保が必要です。不動産を所有している場合に利用できる不動産担保ローンもその一つです。金融機関にとって担保とは、貸し出した資金が回収不能となった場合に備え、担保となる資産を売却して資金を回収するためのものです。不動産担保ローンは、いわゆる「物的担保」にあたります。

ビジネスローンの契約時には、物的担保が原則不要となっています。不動産や金融資産を持たず、運転資金や設備投資資金が必要な経営者にとっては利用しやすいローンです。

ビジネスローンに物的担保が必要ない理由

なぜ、ビジネスローンに物的担保は必要ないのでしょうか。

担保には、物的担保のほかに「人的担保」に分類されるものがあります。物的担保と同じく、債務者からの回収が困難になった際に、代わりに支払ってもらう備えが人的担保です。ビジネスローンの借り入れは、人的担保である連帯保証人を条件としている場合があります。代表取締役を連帯保証人としておけば、金融機関は債務者と同様に代表取締役にも支払いを請求することができます。

しかし、人的担保の有無についてはビジネスローン会社によって異なります。例えば、三菱東京UFJ銀行のビジネスローン「融活力」、三井住友銀行の「ビジネスセレクトローン」、京葉銀行の「αBANKビジネスローン」は第三者保証人は不要ですが、代表取締役を連帯保証人にする必要があります。

他にも、東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」は、保証会社による保証が条件となる場合があるとしています。

ビジネスローンは物的担保がない分金利が高い

ビジネスローンの金利についてみてみましょう。担保の種類や性質によって、金利は上下します。債権者の立場で考えると、不動産などの物的担保、連帯保証人、保証会社による保証では借入資金が回収できなくなるリスクが異なります。

資産や収入の状況によって順位は変わりますが、物的担保はある程度の資金回収することができるため、金利は優遇されると考えられます。連帯保証人であれば、経営状況によっては早めに代表取締役から債権を回収することも可能ですが、代表取締役以外の保証人からは回収できない可能性もありますので、金利も高くなってしまうでしょう。

借りやすいほど金利は高い

物的担保不要であれば利用しやすいローンといえます。しかし、その分金利は高くなることを考慮しなくてはなりません。借入額が少額なら物的担保不要のビジネスローン、まとまった資金が必要なら物的担保や連帯保証を要件とするビジネスローンを選択するなど、状況によって使い分けましょう。

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ビジネスローンは保証人不要!?保証人がいなくても融資が受けられる理由

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(写真=Uber Images/Shutterstock.com)

個人事業主が事業資金を調達する上での強い味方、ビジネスローンは、保証人が不要であることがほとんどです。収入の安定性が低いために融資リスクが高いとされるのに、なぜなのでしょうか。

そもそも保証人と連帯保証人の違いは?

保証人というと、資金を借りた人(主債務者)が返済できなくなった時に代わりに返済をする人という認識の方が多いでしょう。金融機関から借り入れる際、本人に債務が履行できなくなった場合に本人に代わって債務を履行する人なのです。ですが、借金の話などで出てくる連帯保証人と保証人は若干、性格が異なります。以下の図のような違いがあります。

加えて連帯保証人が複数いた場合、全員で折半して返済をすればよいというわけではなく、すべての連帯保証人が返済すべき債務全体に責任を負います。たとえば、1,500万円の債務に対して3人の連帯保証人がいた場合、1人あたり500万円まで返済すればよいのではなく、期日までに1,500万円を返済するという共通の債務があることになります。1人が1,500万円を返済しても、3人が400万円・500万円・600万円とばらばらの額を返済しても、最終的に1,500万円が完済されることが重要なのです(利息等は加味していません)。

ビジネスローンの「保証人不要」とは保証人がいないわけではない

冒頭でビジネスローンは保証人が不要であると紹介しましたが、ほかにも次のようなメリットがあります。

まずは、インターネットで申し込みができ、来店する必要がない点です。個人事業主は自分が業務に対応できなければ、事業自体がその期間は止まってしまうということも珍しくありませんので、時間の拘束が少ないというのは便利です。そして、審査が早く融資の実行も迅速に対応してくれるので、資金が必要な時にすぐに使える点も安心でしょう。借りた資金の使途が事業資金の範囲内なら自由なので、機動性がある資金として使うことができます。最後に、カードが発行されるビジネスローンならば、全国の提携ATMで借り入れも返済も簡単に行うことができます。これらのメリットから、ビジネスローンは個人事業主の味方であるといえるのです。

特に個人事業主にとっては、「保証人不要」であることは魅力です。保証人探しは手間も時間もかかりますし、保証人に率先してなってくれる人はあまりいません。では、どうしてビジネスローンには保証人が不要なのでしょうか。

実際には、保証会社が保証を代行していることがほとんどです。銀行や信用金庫、銀行系の金融業者やクレジットカード会社などのノンバンクは、提携している保証会社や系列の保証会社から保証を受けていることが多く、自社で保証を負担している会社もあります。

プロパー融資とは何か?

保証人や保証会社が必要でない融資はあるのでしょうか。銀行や信用金庫などの融資の中で、保証協会の保証がない、何も担保されていない融資のことをプロパー融資と言います。銀行や信用金庫などからプロパー融資の実行を取り付けるには、経営努力によって優れた業績を積み上げるしかありません。プロパー融資は申し込むには、事業概況書や取引明細書などの書類の提出が必要です。また、その審査期間も長期にわたることが予想されるので、不意な出費に対して資金手当ての準備も欠かせません。

銀行や信用金庫などのプロパー融資は低金利である場合が多いのが魅力と言えますが、数期分の財務諸表の精査や、事業の方向性の確認などの作業で多くの日数を要します。

融資のスピードに着目し、計画的に借り入れを

ビジネスローンは、保証料の上乗せがある分若干金利が高くなる場合もありますが、融資の実行は迅速です。ビジネスローンをうまく活用しながら、将来的には銀行や信用金庫などのプロパー融資を取り入れていくことも検討しましょう。

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融資を受けるために知っておきたいビジネスローンの審査基準

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(写真=lenetstan/Shutterstock.com)

事業を継続していく上で、資金繰りは重要な課題のひとつです。さまざまな資金調達の方法がある中で、ビジネスローンは中小企業、個人事業主を対象とした融資です。限られた資金調達手段であるビジネスローンの融資を受けるには、どのような審査をクリアしなければならないのでしょうか。

ビジネスローンとは?

中小企業、個人事業主向けのローンであるビジネスローンは銀行や信用金庫のほか、クレジットカード会社などのノンバンクも扱っています。調達できる資金は、事業性資金として事業用に使われるすべての資金で、開業資金から運転資金、買掛金や人件費、家賃などの諸払い資金、設備投資まで多岐にわたります。

ビジネスローンのメリットは、公的融資に比べて審査が早く、基本的に担保と第三者の保証人が不要なことです。審査が早いので、急に資金が必要になった時には大変助かります。各金融機関の中からビジネスローンを選ぶ際には、金利や限度額、借り入れ方法、返済回数などを比較検討すればいいでしょう。限度内の利用であれば、提携ATMでいつでも借り入れ、返済が自由なカードローン型のビジネスローンもあり、突発的な資金需要にも対応できるのでおすすめです。

経営者が連帯保証人になる

会社がビジネスローンの融資を受ける場合には、契約者は当然ながら会社となります。ビジネスローンは担保と第三者の保証人は不要と述べましたが、経営者である会社の代表者が連帯保証人となる場合もあります。

金融機関は、中小企業に融資する際には以前より代表者に連帯保証人になるよう求めてきました。これは登記簿上、法人組織にしていても、中小企業=代表者個人とみなしているからにほかなりません。別の見方をすれば、中小企業経営者は個人事業主と同じと解釈しているといえるでしょう。法人と個人の違いはあっても、責任の取り方は同じということです。

※平成26年2月から適用された『経営者保証に関するガイドライン』では、経営者保証なしで融資が受けられる可能性もございます。詳しくは中小企業庁HP等を参照ください。

会社と経営者どちらもビジネスローンの審査対象になる

ビジネスローンにおいて経営者が連帯保証人になる場合、会社と経営者の両方が審査対象になるのは当然といえます。主たる債務者である会社が返済できなくなった時に、連帯して債務を負うのが連帯保証人である経営者なので、審査対象になるのです。

審査は、会社については業歴、事業内容、取引先、資金使途、業績、将来性、税金の納付状況などが見られます。業歴は、創業してから何年経過しているかということで、2年以上を求める金融機関が少なくありません。業歴が長ければ安定しているという評価につながります。事業内容に関しては将来性があるのか、売上先や仕入先はしっかりしているのか、財務内容は健全かなどが調べられます。資金の使途は資金計画表、資金繰り実績・予定表、見積書などでチェックされます。

業績は取引先別売上表や決算報告書で確認されます。黒字決算に越したことはありませんが、赤字決算でも黒字転換できる材料があれば、過度に心配することはないでしょう。決算書が精査されたのち、最終的には、会社と経営者がきちんと返済できるかがポイントになります。

経営者のビジネスローンの審査基準とは?

連帯保証人である経営者が受ける審査は、主に個人の信用情報が基になります。提出を求められるものは、確定申告をしていたらその写し、源泉徴収票や住民税課税決定通知書、住宅ローンの借入状況などです。金融機関は、借入金の返済履歴をチェックして、過去に滞納や事故がなかったかを審査します。

家族構成や所有不動産の有無、経営者の人柄も重視されます。ここで重要となるのは、経営者が返済余力となる給与をきちんと受け取っているか、返済履歴に問題がないかということです。会社の審査が通っても経営者の信用情報が良くないと、融資を受けられない場合もあるのです。

経営者として、計画的に利用を

ビジネスローンにおいて経営者本人が連帯保証人になる場合、その審査は会社も経営者も対象となります。会社と経営者が一体とみなされる中小企業経営、足元を固めて資金調達に動きましょう。

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ビジネスローンとは?資金繰りのために知っておきたいメリットとデメリット

(写真=Gustavo Frazao/Shutterstock.com)

個人事業主は資金調達手段が限られているといわれていますが、その数少ない選択肢の中で、ぜひ検討したいのがビジネスローンです。今回は個人事業主向けのローンであるビジネスローンについての概要やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントをご紹介します。

ビジネスローンとは?

ビジネスローンは個人事業主を対象とした融資で、事業性資金として事業に必要とされるすべての使途に対応しています。具体的には、新規の開業資金から運転資金、買掛金などの諸払い資金、設備投資まで、ビジネスに係るものすべてと言っても差し支えないでしょう。

ほかにも個人事業主の資金調達手段は、政府系の日本政策金融公庫を代表とする公的融資があります。低利で比較的長期の資金を提供していますが、審査に長い期間を要し、事業計画書や資金繰り計画表などの提出書類が多いのがネックです。

ビジネスローンは公的融資に比べて審査が早く、基本的に担保と第三者の保証人が不要なことから、融資枠を確保すればとても融通が利くものといえます。各金融機関によって融資対象者、金利、限度額、借り入れ方法、融資期間、返済回数などが違いますので、選ぶ際の比較ポイントとなります。

ビジネスローンのメリット

銀行やノンバンクが提供するビジネスローンのメリットは、審査がとてもスピーディーであることです。特筆すべきは、来店不要でオンライン申し込みが可能な点で、審査結果を早く知りたい場合には適していると言えるでしょう。また、無担保なので、担保の有無による審査への影響を心配する必要もありませんし、第三者の保証人を立てる必要がない点も、メリットです。

カードローン型のビジネスローンは、限度額内の利用であればいつでも引き出し可能で、突発的な資金需要にも提携ATMで借り入れ・返済の両方ができるので、とても便利です。このほかにも、ビジネスローンは総量規制の対象外となっているので、年収の3分の1までしか融資を受けられないということはありません。

ビジネスローンのデメリット

もちろんメリットだけではなく、デメリットも押さえておかなくてはなりません。一番のデメリットは「金利」です。個人事業主はサラリーマンなどの給与所得者と比較して、安定した収入が見込みにくいため、融資のリスクが高いとみなされて、金利は高めに設定されています。担保や保証人が不要であることも金利が高めに設定されている要因になっています。同様の理由から限度額は、1,000万円以内などの低めの設定が多いことも特徴です。

以上のことから判断して、ビジネスローンのデメリットをカバーするひとつの手段として、公的融資との併用があげられます。中長期的には公的資金を活用して、短期的な資金需要にはビジネスローンで対応する方法も、検討の余地があります。

ビジネスローンの比較ポイントは?

ビジネスローンを扱っている金融機関は銀行、信用金庫、クレジットカード会社、事業者向け専業会社など多数存在します。この中から選択する際の、比較ポイントを見ていきましょう。

まずは自身が融資対象になっているかどうか、確認する必要があります。申込者の年齢制限を設け、かつ1年以上の複数の業歴を持つ方しか対象としない金融機関もあります。その次は審査スピードです。融資を急いでいる状況では重要なポイントとなります。金利比較では、上限金利がポイントです。借入金額やローンの利用実績によって変わってきますが、できるだけ上限金利が低い金融機関を選ぶのが鉄則です。カードローン型のビジネスローンは限度額内での借り入れ、返済がいつでも可能ですので、提携ATMもチェックして自分の使いやすい場所にあるかなども確認しておきましょう。

比較を行い、自分にあったビジネスローン選びを

自分にとっての優先順位は何なのか、たとえば審査スピードなのか、それとも金利なのか、などを最初に決めた上で条件を見比べると、しっかり見極めができるはずです。比較ポイントを参考にして、ご自分にあったビジネスローンを選んで活用しましょう。

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ビジネスローンとは?事業資金調達に便利な事業者ローンの特徴

(写真=Fabryczka Fotografii/Shutterstock.com)

事業を継続していくなかで欠かせない資金繰りですが、個人事業主にとって、資金を調達する手段は限られています。数あるローンの中で、金融機関の提供するビジネスローンは個人事業主や中小企業向けのローンといわれています。自身の資金調達に使えるか検討するためにも、その他のローンとの違いや、ビジネスローンのメリットとデメリットを把握しましょう。

個人事業主は無担保ローンを借りづらい

個人向けの融資には、資金使途が自由なカードローンなどの無担保ローンがあります。一定の審査を経て限度額の枠を作ってしまえば、その範囲内の利用は何度でもできるので人気があり、銀行やノンバンクなどの金融機関は積極的に勧めています。対象としているのは、サラリーマンなどの給与所得者ですが、これは安定した収入が見込めるからです。しかし、同じ個人でも個人事業主へのローンについては、安定した収入を得ている人の割合が少ないと捉えられているのか、金融機関はあまり積極的ではないとも言えるかも知れません。

フリーローンは事業性資金として借りられない

銀行や信用金庫などが取り扱っているフリーローンはどうでしょうか。資金使途の自由度で考えると、フリーローンは事業用や投資目的では、借りることのできないものが多くなっています。個人が行う事業や投資は、リスクが高いためか対象外となっているのです。

では、個人事業主にとって資金調達手段はないのでしょうか。個人事業主向けの融資には、政府系の金融機関である日本政策金融公庫を代表とする公的融資と、民間の金融機関によるビジネスローンがあります。日本政策金融公庫などの公的融資は、低利で長期資金が借りられるメリットがある反面、提出書類が多く審査に時間を要するというデメリットがあります。

ビジネスローンとは

銀行やノンバンクなどの民間の金融機関が、個人事業主向けに用意したのがビジネスローンです。ビジネスローンは、新規の開業資金から運転資金、仕入れ代金の決済資金、納税資金、つなぎ融資、長期への組み換え資金、設備投資に至るまで、さまざまな用途に対応しています。

審査がスピーディーであること、設備投資以外では基本的に担保が不要であること、第三者の保証人が不要であることの3点がビジネスローンの特徴です。そのため、早急に資金を必要とされる方には適したローンといえるでしょう。また、カードローン型のビジネスローンもあり、限度額内であればいつでも利用可能です。ビジネスローンは事業性の資金であるため、年収の3分の1までしか融資を受けられないという総量規制の対象外となっています。

ビジネスローンのメリット、デメリット

ビジネスローンにもメリット、デメリットは存在します。メリットとしてあげられるのは先ほど述べたように、審査がとてもスピーディーであることでしょう。なかには来店不要でオンライン申し込みができるところもあります。審査時間が短いと急な資金需要にも対応でき、資金計画が立てやすくなります。また、担保や保証人が不要なのでとても助かります。

デメリットは、担保や保証人が不要であるがゆえに融資枠が小さく設定されがちなこと、金利が公的融資よりもやや高めなことがあげられます。これらのデメリットよりもメリットや、資金の必要性の緊急度などをしっかり検討しましょう。

条件を検討し活用を

ビジネスローンは、個人事業主にとって限られた資金調達手段のひとつです。審査時間や金利、融資枠などの条件を検討して、計画的にビジネスローンを活用することがビジネス機会の最大化に役に立つのではないでしょうか。

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