中小企業経営者なら覚えておきたい、助成金に関する3サイト

(写真=PIXTA)

中小企業経営者にとって、助成金は事業を拡大する上で大きなサポートになってくれます。助成金を上手に活用するために、助成金に関するサイトを3つ紹介します。助成金選びのヒントとして、ぜひご活用ください。

助成金を知ろう

助成金とは、国や地方公共団体から給付されるお金です。似たようなものに補助金がありますが、どちらも「返済不要で受け取ることのできるお金」という点で共通しています。返済不要というメリットを活かして、中小企業経営者は積極的に活用したいところです。

補助金と助成金の給付を受けるためには、さまざまな書類作成や審査、面談、説明会への参加が必要です。交付を受けるには入念な事業計画書の作成が必要になるため、多くの時間と労力を要することになります。効率良く助成金を申請するためには、専門家によるサポートを受ける方法も視野に入れましょう。

助成金を申請する前に確認しておきたいのが「給付されるタイミング」です。基本的には、精算支払い(事業完了後の支払い)の助成金が一般的ですが、検査完了後に助成金が決定する仕組みの助成金もあります。そのため、助成金として希望する全ての金額を受け取ることができない可能性があることも、あらかじめ理解しておきましょう。

独立行政法人中小企業基盤整備機構

独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施している助成金に「地域中小企業応援ファンド」があります。これは、「地域密着型の事業」が対象です。地域密着型の事業とは、「地域の工芸、特産物、観光資源を絡めた事業」「地域経済が活性化する事業」などを指します。

そして、地域中小企業応援ファンドは精算払いとなっているため、「審査・採択」を受けた後に事業を開始します。さらに、事業完了後に運営管理者による検査を経て、最後に助成金の給付を受けることができる流れです。

地域活性化につながる新規事業を始めたいと思っている中小企業経営者であれば、地域中小企業応援ファンドを活用してみてはいかがでしょうか。

公益財団法人東京都中小企業振興公社

公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成金は、都内の中小企業事業者を対象とした助成金です。地域中小企業応援ファンドのような地域活性化事業だけでなく、「新製品、新技術開発助成事業」「市場開拓助成事業」「試作品等顧客ニーズ評価・改良支援助成事業」など、さまざまな支援事業があるのが特長です。

公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成金を受け取るためには「審査」が必要になります。事業完了後に検査した内容を基に助成金が決定する仕組みになっています。

注意点としては、都内で事業活動を営んでいることが条件であるという点です。都内に会社を登記しただけでは「都内で事業活動をしている」とは認められず、都外の中小企業経営者は利用することができません。また、助成金の申請には必ず申請期限がありますので、事前に一覧ページで申請期限を調べておくことをお勧めします。

ミラサポ

ミラサポでは、全国の都道府県で展開している助成金や補助金を検索できます。施策マップでは都道府県や市区町村、府省庁別に助成金や補助金の施策を探すことが可能です。さらに、目的や条件、入力したキーワードから助成金や補助金を検索することもできます。気になった施策はお気に入りに追加することができるため、何度も検索する手間を省くことができ、効率よく助成金や補助金を探せます。

また、申請する前に必要な書類や交付後に報告しなければならない書類が手順ごとにまとめられているため、書類作成をスムーズに行うことができます。

助成金を知ることでメリットを享受しよう

中小企業経営者が新たなビジネスを拡大するためには、返済不要の助成金を詳しく知ることから始めましょう。そして「これだ!」と思う助成金があれば、募集要項をよく読んで「求められている助成事業はどのようなものか」を理解するようにしましょう。

また、自分が審査する側になって、どのような企業に助成金を交付したいのかを考える方法もおすすめです。単に書類を作成して提出するだけでなく、上記のポイントを意識して申請するようにしましょう。ポイントを押さえれば、スムーズに助成金を受給することができ、メリットを十分に享受することができるでしょう。

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