ビジネスローンとは?資金繰りのために知っておきたいメリットとデメリット

(写真=Gustavo Frazao/Shutterstock.com)

個人事業主は資金調達手段が限られているといわれていますが、その数少ない選択肢の中で、ぜひ検討したいのがビジネスローンです。今回は個人事業主向けのローンであるビジネスローンについての概要やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントをご紹介します。

ビジネスローンとは?

ビジネスローンは個人事業主を対象とした融資で、事業性資金として事業に必要とされるすべての使途に対応しています。具体的には、新規の開業資金から運転資金、買掛金などの諸払い資金、設備投資まで、ビジネスに係るものすべてと言っても差し支えないでしょう。

ほかにも個人事業主の資金調達手段は、政府系の日本政策金融公庫を代表とする公的融資があります。低利で比較的長期の資金を提供していますが、審査に長い期間を要し、事業計画書や資金繰り計画表などの提出書類が多いのがネックです。

ビジネスローンは公的融資に比べて審査が早く、基本的に担保と第三者の保証人が不要なことから、融資枠を確保すればとても融通が利くものといえます。各金融機関によって融資対象者、金利、限度額、借り入れ方法、融資期間、返済回数などが違いますので、選ぶ際の比較ポイントとなります。

ビジネスローンのメリット

銀行やノンバンクが提供するビジネスローンのメリットは、審査がとてもスピーディーであることです。特筆すべきは、来店不要でオンライン申し込みが可能な点で、審査結果を早く知りたい場合には適していると言えるでしょう。また、無担保なので、担保の有無による審査への影響を心配する必要もありませんし、第三者の保証人を立てる必要がない点も、メリットです。

カードローン型のビジネスローンは、限度額内の利用であればいつでも引き出し可能で、突発的な資金需要にも提携ATMで借り入れ・返済の両方ができるので、とても便利です。このほかにも、ビジネスローンは総量規制の対象外となっているので、年収の3分の1までしか融資を受けられないということはありません。

ビジネスローンのデメリット

もちろんメリットだけではなく、デメリットも押さえておかなくてはなりません。一番のデメリットは「金利」です。個人事業主はサラリーマンなどの給与所得者と比較して、安定した収入が見込みにくいため、融資のリスクが高いとみなされて、金利は高めに設定されています。担保や保証人が不要であることも金利が高めに設定されている要因になっています。同様の理由から限度額は、1,000万円以内などの低めの設定が多いことも特徴です。

以上のことから判断して、ビジネスローンのデメリットをカバーするひとつの手段として、公的融資との併用があげられます。中長期的には公的資金を活用して、短期的な資金需要にはビジネスローンで対応する方法も、検討の余地があります。

ビジネスローンの比較ポイントは?

ビジネスローンを扱っている金融機関は銀行、信用金庫、クレジットカード会社、事業者向け専業会社など多数存在します。この中から選択する際の、比較ポイントを見ていきましょう。

まずは自身が融資対象になっているかどうか、確認する必要があります。申込者の年齢制限を設け、かつ1年以上の複数の業歴を持つ方しか対象としない金融機関もあります。その次は審査スピードです。融資を急いでいる状況では重要なポイントとなります。金利比較では、上限金利がポイントです。借入金額やローンの利用実績によって変わってきますが、できるだけ上限金利が低い金融機関を選ぶのが鉄則です。カードローン型のビジネスローンは限度額内での借り入れ、返済がいつでも可能ですので、提携ATMもチェックして自分の使いやすい場所にあるかなども確認しておきましょう。

比較を行い、自分にあったビジネスローン選びを

自分にとっての優先順位は何なのか、たとえば審査スピードなのか、それとも金利なのか、などを最初に決めた上で条件を見比べると、しっかり見極めができるはずです。比較ポイントを参考にして、ご自分にあったビジネスローンを選んで活用しましょう。

※当記事は2016年12月現在の情報に基づき制作しております。最新の情報は各関連ホームページなどをご参照下さい。

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