ビジネスローンとは?事業資金調達に便利な事業者ローンの特徴

(写真=Fabryczka Fotografii/Shutterstock.com)

事業を継続していくなかで欠かせない資金繰りですが、個人事業主にとって、資金を調達する手段は限られています。数あるローンの中で、金融機関の提供するビジネスローンは個人事業主や中小企業向けのローンといわれています。自身の資金調達に使えるか検討するためにも、その他のローンとの違いや、ビジネスローンのメリットとデメリットを把握しましょう。

個人事業主は無担保ローンを借りづらい

個人向けの融資には、資金使途が自由なカードローンなどの無担保ローンがあります。一定の審査を経て限度額の枠を作ってしまえば、その範囲内の利用は何度でもできるので人気があり、銀行やノンバンクなどの金融機関は積極的に勧めています。対象としているのは、サラリーマンなどの給与所得者ですが、これは安定した収入が見込めるからです。しかし、同じ個人でも個人事業主へのローンについては、安定した収入を得ている人の割合が少ないと捉えられているのか、金融機関はあまり積極的ではないとも言えるかも知れません。

フリーローンは事業性資金として借りられない

銀行や信用金庫などが取り扱っているフリーローンはどうでしょうか。資金使途の自由度で考えると、フリーローンは事業用や投資目的では、借りることのできないものが多くなっています。個人が行う事業や投資は、リスクが高いためか対象外となっているのです。

では、個人事業主にとって資金調達手段はないのでしょうか。個人事業主向けの融資には、政府系の金融機関である日本政策金融公庫を代表とする公的融資と、民間の金融機関によるビジネスローンがあります。日本政策金融公庫などの公的融資は、低利で長期資金が借りられるメリットがある反面、提出書類が多く審査に時間を要するというデメリットがあります。

ビジネスローンとは

銀行やノンバンクなどの民間の金融機関が、個人事業主向けに用意したのがビジネスローンです。ビジネスローンは、新規の開業資金から運転資金、仕入れ代金の決済資金、納税資金、つなぎ融資、長期への組み換え資金、設備投資に至るまで、さまざまな用途に対応しています。

審査がスピーディーであること、設備投資以外では基本的に担保が不要であること、第三者の保証人が不要であることの3点がビジネスローンの特徴です。そのため、早急に資金を必要とされる方には適したローンといえるでしょう。また、カードローン型のビジネスローンもあり、限度額内であればいつでも利用可能です。ビジネスローンは事業性の資金であるため、年収の3分の1までしか融資を受けられないという総量規制の対象外となっています。

ビジネスローンのメリット、デメリット

ビジネスローンにもメリット、デメリットは存在します。メリットとしてあげられるのは先ほど述べたように、審査がとてもスピーディーであることでしょう。なかには来店不要でオンライン申し込みができるところもあります。審査時間が短いと急な資金需要にも対応でき、資金計画が立てやすくなります。また、担保や保証人が不要なのでとても助かります。

デメリットは、担保や保証人が不要であるがゆえに融資枠が小さく設定されがちなこと、金利が公的融資よりもやや高めなことがあげられます。これらのデメリットよりもメリットや、資金の必要性の緊急度などをしっかり検討しましょう。

条件を検討し活用を

ビジネスローンは、個人事業主にとって限られた資金調達手段のひとつです。審査時間や金利、融資枠などの条件を検討して、計画的にビジネスローンを活用することがビジネス機会の最大化に役に立つのではないでしょうか。

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