個人事業主の親から事業承継するためには?開業・廃業の手続きとポイント

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(写真=racorn/Shutterstock.com)

個人事業を営んでいる場合でも、経営者が高齢になるなどの事情で子どもに代替わりをするケースがあります。このような場合、現経営者である親から承継者の方に事業承継する必要がありますが、具体的にはどのように承継を進めていくかが問題です。そこで今回は、個人事業主の親から事業承継をする方法をご紹介します。

個人事業主の事業承継に必要となることは?

個人事業主が事業承継をする場合、どのようなことが必要なのでしょうか。個人事業主の場合、経営者個人にすべての権利と義務が所属しており、財産も全て経営者個人のものです。たとえば、取引先との基本契約や従業員との雇用契約、事務所や工場の賃貸借契約の当事者は現経営者である親です。財産も親個人のものになっています。

そこで、事業承継の際には、これらをすべて承継者が引き継ぐ手続きが必要です。具体的には、取引先との契約者を承継者に変更し、従業員との間の雇用契約も承継者が改めて締結します。その他には、賃貸借契約の当事者、財産も承継者に相続する必要があります(これらについては事業承継と同時でなくてもかまいません)。法人であれば、契約の当事者は会社で、財産なども会社に帰属しているので、経営者を親から承継者に交代するだけで手続きが簡単に済みます。個人事業の承継の場合には、ご紹介したようにいろいろな手続きが必要になります。

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